1946年創業以来、当社は音を扱う専門メーカーとして測定器だけの評価に頼らず、感覚量を技術に落とし込む
といったオーディオ設計を行ってまいりました。
“物理的な正しさで再生純度を高め、音楽表現力を引き出すオーディオ設計を食品に応用し、音楽がもつ自然の力を使って素材のポテンシャルを最大限に引き出す” をテーマに音楽振動が酵母に与える影響について
東京農業大学とともに研究解明を進めております。
それぞれの環境に合わせた最適な音楽加振と味への追求を「Matured by ONKYO」として掲げ、今後多くの分野において付加価値のある提案を行ってまいります。
加振の仕組み
音楽の波長を「加振」として対象物へ届け、その成長に
影響を加えます。
醸造タンク(ホーロー製など振動伝達できるもの)に合わせた
設備設計を行い、加振いたします。
加振器による "加振酒"
お酒を震わせて新しい味に挑戦
オンキヨーの加振器技術と日本酒、ビール、ワイン等の酒蔵と手を組みクラシック、 POP、ロック、アニメソングなどの楽曲を醸造発酵中に聴かせ味の変化はもちろんのこと、思いの詰まったオリジナルの一本を作成しました。
東京農業大学との共同研究により、加振による酵母の影響を定量的に解析し、さらなる味への追求、効率性の向上を目指してまいります。奈良先端科学技術大学院大学との共同研究にて、植物への加振による成長に対する影響についても継続して研究を進めております。