日本盛 × アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」おにころカップ酒セット
楽曲加振酒 「ワタシダケユウレイ」をONKYO振動技術にて聴かせ熟成!通常の鬼ころしと飲み比べ
【お酒】容量:カップ酒 300ml、紙パック180ml 原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類/酸味料 アルコール分:13度以上14度未満 きくりのオリジナル巾着
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アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」楽曲加振酒×「おにころカップ酒」の仕込み・試飲を行った日本盛株式会社 杜氏/中根永敏様からのコメント

アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」とのコラボ商品の製造にあたり、まず初めに取り掛かったことはアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を見 てイメージを掴むことでした。今回、醪に聞かせることになった廣井きくりさんがボーカル・ベースを務めるバンド『SICK HACK』の楽曲「ワタシダケユウレイ」は聴いたことがなかったので作中のライブシーンで楽曲を聴き、頭の中にアニメ・キャラクター・楽曲のイメージを持った状態で当商品の仕込みをスタートいたしました。加振は日本盛 鬼ころし 180mlと同じ原料で日本酒造りの三段目の留仕込み終了時点からスタートいたしました。発酵はいつもの鬼ころしより早く、酵母がすごく元気だったため通常の経過温度より低い温度で発酵させました。

加振器を用いて熟成中 画像

また、醪後半で通常とは異なる吟醸香の一種である酢酸イソアミル(バナナの香り)の香りが出ていました。今回使用している酵母は吟醸香の出ないタイプを使用しているのですごく興味深い結果が出たと思います。完成したお酒は酸味があり、すっきりとした味わいに仕上がっており、明らかに加振の効果による影響があったと思います。
今後、「酵母の種類」、「米の種類」、「精米歩合の違い」等、色々な組み合わせの違いで加振発酵させることにより、新しい日本酒が生まれることが期待できそうな仕込みでした。杜氏として「夢が膨らむワクワク」する企画であったことは間違いないです。

楽曲加振熟成酒
加振(水中加振器)の様子
日本盛 ロゴ

『変わり続ける未来を見据えた新たな挑戦に、日本盛は取り組みます』

明治22年(1889年)「産業の興隆に資し、西宮の発展に役立つ事業を企てよう」とする有志たちが株式組織の西宮企業会社を設立し、酒造業を開始。これが当社のルーツとなりました。
以来、130年以上にわたり、当社は数々の苦難や災禍に遭いながらも「品質第一」「信用第一」「実行第一」の社是のもとにこれを克服し、常に業界のリーディングカンパニーとしての自負を持って事業を進めてきました。そのため業界初の取り組みが多く、自然派化粧品「米ぬか美人」を始め、健康を切り口にしたお酒「健醸」「糖質ゼロプリン体ゼロ」や新鮮をキーワードに開発した「生原酒ボトル缶」、社会貢献の面ではSDGs達成に資する劣化耐性のある酵母開発など絶えず差別化された取り組みを実行して参りました。
そして2019年、皆様のご愛顧のお陰で創業130周年を迎えました。とはいえ、長寿企業が多い酒造業界においては、当社はまだまだ駆け出しです。この若さを活かして、世の中のニーズを読み解き、多様化する価値観にも柔軟に対応できるように常に変革を続けて参ります。
今回、ONKYO加振振動技術により楽曲を聴かせた加振酒として、「ワタシダケユウレイ」を仕込み期間中しっかり聞かせ熟成醸造を行い、「ワタシダケユウレイ」を聴いて育った酵母が作り出す新たな味わいのアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」楽曲加振熟成酒「おにころカップ酒」が完成しました。

日本盛 社内風景
スペース
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ONKYO ロゴ

1946年創業以来、当社は音を扱う専門メーカーとして測定器だけの評価に頼らず、感覚量を技術に落とし込むといったオーディオ設計を行ってまいりました。“物理的な正しさで再生純度を高め、音楽表現力を引き出すオーディオ設計を食品に応用し、音楽がもつ自然の力を使って素材のポテンシャルを最大限に引き出す” をテーマに音楽振動が酵母に与える影響について東京農業大学とともに研究解明を進めております。それぞれの環境に合わせた最適な音楽加振と味への追求を「Matured by Onkyo」として掲げ、今後多くの分野において付加価値のある提案を行ってまいります。

「東京農業大学との共同研究」

加振器による振動および音を利用した発酵メカニズムについては、2020年7月1日付「加振器による振動および 音を利用した発酵技術の開発について~東京農業大学との「食」に関する共同研究を開始~」にて発表しておりま すとおり、東京農業大学 (東京都世田谷区、学長 江口 文陽) との間で共同研究に関する契約締結を行い、発酵技術の共同研究を実施しております。
東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 徳田宏晴教授との間で、加振器を使用した発酵時の酵母の成 分・機能の変化などの研究を行っております。現在研究酵母の対象を広げ、菌体増殖・香気成分・各種有機酸な どに与える影響を解明しております。

東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科  徳田宏晴教授
紹介ページ :http://dbs.nodai.ac.jp/html/397_ja.html
東京農業大学 :https://www.nodai.ac.jp/

コピーライトはまじあき/芳文社・アニプレックス